想定しているご相談
光コラボレーション事業者や通信事業者、ITサービス事業者から、既存のお客様(数十台規模の会社が中心)に向けた自社ブランドのクラウドPBXについてご相談をいただいています。既存のお客様のクラウドシフトを見据え、回線やネットワークの提供にとどまらず、自社サービスとして通話基盤まで揃えて接点を維持したいという場面です。自社でゼロから音声基盤を開発・保守するのではなく、開発元と直接組むことで、事業規模に合わせた提供形態を検討できます。
OEMのベースになる製品
OEMのベースとなるのは、フォースネットが開発する「VoiceLine PBX クラウド版」です。Webブラウザ、Windows、iOS、Androidに対応し、代表電話、内線、転送、IVR、通話録音、AI要約をクラウド上で一体で利用できます。多拠点、在宅勤務、小規模コールセンターなどの利用形態に対応し、オプションとしてコールセンター機能(ACD)やAI通話アシストの利用も可能です。通話データを外部AIに預けず、自社で構築・運用するクラウド構成を採用しています。既存番号の移行についてはSIPトランクでの接続により相談を受け付けています。なお、VoiceLine PBX クラウド版は現在「先行導入のご相談受付中」の段階であり、機能検証や提供構成を含めた個別設計のご相談として承っています。
貴社ブランドにできる範囲
サービス名、ロゴマーク、ドメインなど、エンドユーザー様から見える部分を貴社ブランドに揃えて提供することが可能です。製品まるごとの提供だけでなく、特定機能や特定構成に絞った提供形態も協議のうえで設計できます。PCやスマートフォンのアプリケーションについても、貴社の名称や専用のアイコンを適用して提供できます。ただし、アプリへのブランド適用は各アプリストアへの申請などの手続きを伴うため、相応の準備期間と費用が発生します。どこまでの範囲を貴社ブランドに揃えるかにより必要な手続きが異なるため、ブランド適用の詳細や費用は要件を伺ったうえで個別見積となります。
既存の電話環境との関係
既存の電話環境や回線を活用する場合、接続の前提をあらかじめ確認する必要があります。フレッツ回線のひかり電話で利用している電話番号を変更せずに継続利用する場合は、専用のVoIPゲートウェイ機器(vBOX機器)の設置が必要です。また、スマートフォンを内線端末として利用することは可能ですが、既存のビジネスフォン主装置や既存の電話機をそのまま組み合わせて利用することはできません。電話番号や物理回線を分けることで既存ビジネスフォンと併用することは可能ですが、一つの同じ電話番号を既存ビジネスフォンと本サービスで同時に共用することは難しいため、移行手順の整理が必要です。
相談前に整理いただきたいこと
具体的なお打ち合わせを円滑に進めるため、事前に以下の事項について整理いただけると設計や検証の判断が早まります。すべての項目が確定していなくても構いません。
- 想定される顧客層と1社あたりの利用規模(台数や拠点数)
- 想定する提供形態(自社アプリ化の要否、提供する機能の範囲)
- 既存の電話回線や電話番号の扱い(ひかり電話の番号を継続するか、番号や回線を分けるかなど)
- 検証環境の有無(検証用の機器や回線を設置できる環境があるか)
- サービス提供の開始を希望される時期
進め方
OEM提供のご相談は、以下の手順で進めます。
- 構想のご相談:まずは事業構想や提供形態のご希望をお聞かせいただきます。
- 秘密保持契約の締結:具体的な仕様や取引条件の開示にあたり、相互に秘密保持契約を締結します。
- 要件整理と条件のご説明:ブランド適用範囲、提供構成、サポート分担(一次対応と二次対応の役割など)、想定規模を整理し、概算条件をご説明します。
- 検証:秘密保持契約の締結後、検証用の機器やアカウントの貸出をご相談いただけます。実際の接続や動作を貴社の環境で確認します。
- 契約・準備:OEM契約を締結し、ブランド適用の反映、提供環境の準備、貴社担当者向け研修を実施します。
- 提供開始:貴社ブランドのサービスとしてエンドユーザー様へ提供を開始します。提供開始後も、フォースネットが後方から提供基盤と技術を支えます。
ご相談はフォームから
VoiceLine PBX クラウド版のOEM提供に関するご相談は、加盟のご相談フォームより受け付けています。フォーム内の「パートナー形態」で「OEMパートナー」を選択し、「関心のある製品」で「VoiceLine PBX クラウド版」を選択のうえ送信してください。卸価格や仕入単価、初期費用などの取引条件の詳細は、秘密保持契約の締結後に面談にてご説明します。